2006-12-01から1ヶ月間の記事一覧

ドラマ版のだめカンタービレが終わった

TV

上野樹里の演技に賞賛が集まっているみたいだが、おれとしては最後まで違和感が残った。確かに、原作で描かれるのだめを忠実に再現していたと思う。そこに違和感を感じているのではない。表現の生っぽさに生理的嫌悪感を感じる。同じ様な感覚を最近味わった…

ショスタコーヴィチ交響曲8番

引っ越し、バンドの深夜練習の合間を縫ってサントリーホールへ行ってきた。 ショスタコーヴィチ 交響曲8番 デプリースト/都響 あまりに忙しくて、前半のシニートケを聴き逃したのが残念だったけど、そもそも8番だけでいい様な気もしてたから、開き直って客…

トゥランガリーラ交響曲

結局、聴きに行ってしまった。 メシアン トゥランガリーラ交響曲 カンブルラン/読響 (p.ロジェ・ムラロ、o.m. 原田節) やはり、カンブルランの得意にしているのは、現代音楽だなと思う。改訂されたものをしっかりと参照し、メシアンの意図を忠実に再現し…

バレンボイムのマラ7

ジャケが気持ち悪くて店頭で買うのに気が引けると話題のこのCD[Warner]を買った。もちろん通販で。 バレンボイムのマーラーなんて聴く方が悪い、とか宇野功芳ばりに書き殴ろうかとでも思ってたら、意外に良くてバレンボイムのことを見直してしまった。 弦の…

ルソーは夢なんか見ない

世田谷美術館でやっているアンリ・ルソー展が最終日なので、徹夜明けでも見に行ってきた。気持ち悪い。 素朴派には大して興味はないけれど、ルソーは見てみたかった。下手の代名詞みたいに言われるルソーだけど、実際はそんなことはない。どうすれば視線が動…

カンブルランのドビュッシー

現代音楽を聴く人には馴染みのある名前だと思うけれど、知名度はまだまだ低いカンブルラン。読響への客演があったので聴きに行った。東京芸術劇場。予想通りというか、ちらほらと空席が目立つ。 モーツァルト 交響曲38番「プラハ」 モーツァルト ピアノ協奏…

ギャグマンガの最新鋭スタイル・20世紀少年

どれくらい前だったか。浦沢直樹「20世紀少年」の連載終了が新聞やネットで話題になっていた。 評判は非常に悪い。どういった終わり方をしたのかに興味があったけれど、読む機会もなかった。 スピリッツを読まなくなって久しい。「ルサンチマン」みたいな退…

ズヴェーデンのブラ全

タワレコのセールが終わるということで、渋谷に行って、ブラ全を2つ買ってきた。どっちも廉価セット。 リッカルド・シャイー/ロイヤル・コンセルトヘボウ ブラームス交響曲全集 [Decca] ヤープ・ヴァン・ズヴェーデン/オランダ放送フィル ブラームス交響曲…

カタストロフ的な健全さ、サルバトール・ダリ

なぜか2時間しか眠れない。朝の3時頃に必ず目が覚めるし。せっかく早く起きたということで朝一番で美術館に行ってきた。上野へ。 何の作品が来ているかも確認せずに、ダリ回顧展と大エミルタージュ美術館展をハシゴする。ダリ展の方は、いかにもフジテレビが…